兵庫丹波グリーンツーリズムガイド

                              

 篠山市東古佐の河南勲さん(74)の自宅裏山に、年に2度花を咲かせる1本のシバグリが自生している。今年も6月に独特の香りを漂わせる白い房状の花を咲かせたが、9月、栗の実が熟し、栗拾い真っ只中の時期に、再び花が咲き始め、現在、青々とした小さなイガがちらほら見てとれる。今年は特に豊作で、50人以上がやって来て栗拾いを楽しんだ。河南さんは、「子どもたちが楽しみにやって来てくれることが何よりうれしい。野山を駆け回る元気な姿とにぎやかな声に心が癒されます」とほほ笑んでいる。

 「自然が大好き」という河南さん。「多様な動植物が息づく里山の環境をつくりたい」と、25年前、裏山の手入れを始めた。シバグリは、その時から自生していた。「あまり樹高が高くなってしまわないように」と、主幹を切って高さ3㍍程度に抑え、枝を剪定するなどして大切に世話をしている。

 幹直径は約35㌢。ほかのシバグリと比べて、実の大きさは倍ほどあり、甘みも強く、毎年1000粒以上の実をつけるため、親類や友人に贈って喜ばれているという。

 「山で遊ぶのはすごく面白い」と、しばしば河南さんの里山に遊びに来ている小林武琉君(8)=東古佐=は、「この栗の木の実はすごく甘くておいしい。来年もまた、たくさん実をつけてほしい」と笑顔だった。

 

 

 

 

 

(写真)年に2度花を咲かせるシバグリの木を見上げる河南さんと小林君=篠山市東古佐で

  丹波新聞より

 

 

 

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