兵庫丹波グリーンツーリズムガイド

                                                

 丹波立杭陶磁器協同組合(市野力理事長)の組合員で、丹波焼窯元の清水昌義さん(62)=丹京窯、今田町上立杭=、大上裕さん(63)=昇陽窯、同町下立杭=、市野信水さん(60)=本名・克明。信水窯、同町上立杭=、市野浩祥さん(59)=本名・浩。陶幸窯、同=の4人が「伝統工芸士」の認定を受けた。同組合の伝統工芸士は10人となった。

 伝統工芸士の受験資格は、実務経験年数が12年以上必要で、同組合は独自規定で30年以上。原則産地内に居住していることを条件にしている。

 筆記と実技の試験があり、筆記は択一問題。日本の伝統工芸に関する文化や歴史、芸術問題などが出題された。実技は、飯茶碗、鉢、徳利の3種のやきものを決まった寸法で制作、高品位に仕上げるというもの。同組合では5年ぶりの受験だった。

 清水さんは「先に伝統工芸士になられた先輩方の指導のもと、歴史ある丹波焼を全国にもっと知ってもらえる取り組みをしていきたい。今はうれしさよりも責任の重さを感じている」、大上さんは「自分の仕事も落ち着き始め、後継者も育った今、今度は地域や産地振興のため、お手伝いが出来たら」、市野信水さんは「これからも第一線でものづくりに打ち込んでいくことで産地の振興に寄与したい」、市野浩祥さんは、「父(陶幸)も伝統工芸士だった。息子も跡を継いでくれている。伝統工芸士という名を広め、高める活動をしていきたい」と、それぞれに話している。

 伝統工芸の保存、技術・技法の研さんに努め、その技を後世に伝えていくことを目的に、伝統的工芸品産業振興協会が、経済産業大臣指定の伝統的工芸品の製造に従事している技術者の中から、高度な技術・技法を持つ人を「伝統工芸士」として認定している。県内での経産大臣指定の伝統的工芸品には、丹波焼をはじめ、出石焼、播州そろばん、播州毛鉤、豊岡杞柳細工、播州三木打刃物などがある。

 

 

 

 

(TOP写真)清水昌義さん

(写真)大上 裕さん

(写真)市野信水さん

(写真)市野浩祥さん

 

 

  丹波新聞より

 

 

  

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